春日部市で多く見られる瓦屋根のお住まい。重厚感があり、断熱性・耐久性にも優れた瓦は、日本の風土に適した屋根材です。ただし、どんなに丈夫な瓦でも、経年劣化や自然災害の影響を受けることがあります。そこで重要になってくるのが「瓦の葺き替え(ふきかえ)」です。
この記事では、「瓦の葺き替えとは何か?」「どんな人が検討すべきなのか?」を、専門的すぎない言葉で分かりやすくご紹介していきます。
「葺き直し」「葺き替え」どちらも「ふき〜」で始まるため、語感が非常に似ており、日常会話で使う機会も少ない言葉なので混同されやすいです。
しかもどちらも「瓦をいったん外す」という工程が入るため、イメージしにくくなっています。
実際の工事では、葺き直しも葺き替えも
瓦をいったんすべて外す
下地(防水紙・野地板)を補修・交換する
瓦を葺く(並べる)
という共通点があるため、外から見た作業がそっくりに見えるんです。
ただし、使っている瓦が「再利用か新品か」で工事の意味が大きく変わります。
どちらも瓦を屋根に並べ直す作業があるため、「直してるのか」「替えてるのか」一目ではわからない。
職人が瓦を持って上がっている姿を見ても、新しい瓦なのか古い瓦を戻しているのかはお客様から見て判別しにくいため、混乱の元になります。
残念ながら、説明が曖昧だったり専門用語ばかりで話す業者も存在します。
そのため、「葺き直しで大丈夫です」と言われたが、実は下地も傷んでいて葺き替えが必要だった…というような誤解や不満につながるケースもあります。
言葉が似ている(葺き〜という言葉)
どちらも屋根の工事で、見た目の作業が似ている
リフォーム会社や業者の説明があいまいなこともある
このため、お客様自身が混乱してしまい、「思っていた工事と違った…」というトラブルも稀に起きます。
用語 | 瓦はどうなるの? | 下地はどうなるの? |
葺き替え | 新しくなる | 新しくなる |
葺き直し | 再利用する | 新しくなる |
項目 | 葺き替え | 葺き直し |
瓦の扱い | 新しい瓦に交換 | 既存の瓦を再利用 |
下地(防水紙など) | 交換 | 交換 |
工事の規模・費用 | 大きめ・高め | 比較的小さい・安め |
耐久性 | 長持ち(新品) | 瓦の寿命に左右される |
瓦の見た目 | 新しくなる | 元のまま(補修あり |
瓦の葺き替えは大がかりな工事ですが、その分、今後20年〜30年の安心につながる大切なメンテナンスです。
特に春日部市のような自然の多い地域では、雨風の影響を受けやすく、知らぬ間に屋根が傷んでいることもあります。
まずは一度、無料点検で屋根の状態を知ることから始めてみませんか?
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