HOME
現場ブログ
春日部市で屋根点検！棟板金の浮き、捲れ、飛散...一軒のお宅で三つの症状！劣化の放置は危険を招きます

劣化した屋根の放置は危険！スレート屋根のメンテナンスは定期的に行いましょう

春日部市にお住まいの皆さま、こんにちは(*'▽')
街の屋根やさん春日部店です！

今日は春日部市のお客さま宅で行った
屋根の無料点検をご紹介いたします。

「ここ数年、屋根が黒くなっているのが気になっていたが、
先日、強風の吹いた時に屋根のてっぺんが
捲れあがってしまったようなので見てもらいたい」
とのご連絡を受け、現地へお伺いたしました。
点検を行うとかなり深刻な状態でした…

【春日部市で屋根修理なら街の屋根やさん春日部店】

無料点検開始！

屋根材の症状は？

まずは、春日部市のお客さまが以前から気になっていたという屋根の黒ずみを確認。
実はこれ、黒カビなんです。また、黄緑色に見えるものは、苔なんですよ～。

こちらのお宅はスレート屋根なのですが、スレートは主原料がセメントであるため、表面に塗装を施すことで防水性を確保しているものの、経年によってその効果は低下してしまいます。カビや苔の発生はその証拠です！
築30年だというこちらのお宅。建ててから屋根はノーメンテナンスとのことで、屋根の塗膜効果はすでにかなり低下し、スレートが脆くなってしまっていて、欠けてしまっている箇所も多くみられたことから、屋根材の劣化進行はかなり進んでいるといっていいでしょう。

電話で相談するメールで相談する

棟板金の症状は？

続いて、お客さまが話されていた「屋根のてっぺん」について少し説明しますね。
これは『棟板金』というもので、屋根の面と面の合わさる部分に被せられるものです。
面の継ぎ目となる部分は構造上どうしても隙間ができてしまうため、棟板金で覆って雨水の侵入を防いでいます。

春日部市のお宅はこの棟板金が強風で捲れあがってしまったとのことで...

点検すると、確かに捲れあがっていたのですが、全体の長さを考えると、捲れあがり箇所は短いんです。
長さの足りない部分はどうやらどこかに飛ばされていってしまったようです💦
飛散した棟板金は人や車などに当たっていたらと考えると恐ろしくなってしまいますね(;´･ω･)

棟板金の下地である貫板は屋根に残されていましたが、木製の貫板は腐食が進行していました。
恐らくは経年による雨水の侵入などにより、徐々に腐食が進行していたのでしょう。
土台である貫板の腐食は棟板金の固定力を低下させます。
そこに、強風が吹いたことによって一気に棟板金が捲れてしまい、大きく煽られた端の部分は飛んでいったものと考えられます。