2026.08.27
こんにちは!街の屋根やさん春日部店です。この記事は、一級建築板金技能士の山下流勢が現場を確認し監修しています🏠越谷市で増えている太陽光パネルの後付けは、既存の屋根に架台を固定して設置する工事です。今回のような屋根形状に合わせた設置の場合、下記の【建物情報】でご確認いただける費用・…
こんにちは!街の屋根やさん春日部店です。
今回は、台風通過後に「屋根の端がめくれて雨漏りが心配」とご相談いただいた、築32年の木造住宅の施工事例です。
現場を確認したところ笠木の一部がめくれ上がっており、下地の木材が腐食していることを直接確認しました。
今回は笠木板金交換工事(下地交換込み)を行い、実施工金額は約80,000円、工期は1日で完了しています。
今回ご相談をいただいたのは、築32年の木造2階建てにお住まいのお客様です。
台風が通過した数日後、2階のお部屋の壁の上部にうっすらとしたシミが出てきたことに気づかれ、「このまま放っておいて広がらないか」「屋根のどこが悪いのか自分では分からない」というご不安をお持ちでした。
お伺いして外観を確認したところ、屋根の縁を覆っている笠木(かさぎ)と呼ばれる板金部分の一部が、約5cmほどめくれ上がっているのが分かりました。
築30年以上が経過していることもあり、笠木の目地部分のシーリングにもひび割れが見られる状態でした。
お客様には「増えている」といった煽り方ではなく、まずは現状を正確に確認することをお伝えし、調査を行いました。
今回は、台風通過時の強風によって笠木の固定が緩み、隙間から雨水が下地に浸入したことが主な原因と判断しました。
現場では、以下の内容を確認しています。
💡屋根上の確認:笠木の一部が約5cmめくれ上がり、固定部に隙間が生じていた
💡下地の確認:笠木を取り外したところ、下地となる木材(貫板)に腐食と一部欠損があることを直接確認した
💡位置関係の確認:室内側で確認された壁上部のシミの位置と、笠木がめくれていた位置が一致していた
既存の笠木を取り外して初めて下地の腐食を確認できたため、これは間接的な推測ではなく、撤去時に直接確認した事実です。
強風によって笠木の固定が緩んだことで隙間が生まれ、そこから雨水が繰り返し下地に浸入し、木材の腐食につながったと判断しました。
屋根材全体の経年劣化や、笠木目地のシーリング切れも周辺で確認されていますが、今回の雨漏りに直接つながった箇所は笠木の固定部の隙間と判断しています。
| 選択肢 | 今回の判断 |
| 部分補修(コーキング増し打ち) | めくれた部分の隙間を一時的にふさぐことはできますが、すでに腐食している下地はそのまま残るため、根本的な対応にはならないと判断し不採用としました |
| 笠木の部分差し替え | めくれていた範囲だけを差し替える方法も検討しましたが、下地の腐食範囲がその周辺にも及んでいたため、部分的な差し替えでは腐食部分を十分にカバーできないと判断しました |
| 笠木板金交換工事(下地交換含む)=採用 | 腐食した下地木材を新しいものに交換したうえで、笠木全体をガルバリウム鋼板で新設することで、固定の緩みが起きた根本部分から対応できると判断しました |

| 項目 | 今回の施工事例 |
| エリア | 春日部市 |
| 建物 | 木造2階建て |
| 築年数 | 築32年 |
| 施工範囲 | 笠木延長 約18m |
| 工事内容 | 笠木板金交換工事(下地交換含む) |
| 使用材料 | ガルバリウム鋼板 |
| 実施工金額 | 約80,000円 |
| 工期 | 1日 |
※2026年9月時点の本施工事例の実績金額です。
実際の工事費用は施工範囲・下地の状態・使用材料・足場条件などによって異なります。
笠木板金交換工事の費用は、施工範囲・下地の劣化状況・使用材料・足場の要否などによって変動します。
今回は下地の腐食範囲が比較的限定的だったため、この規模の金額に収まっています。
再発リスクを抑えるため、今回は腐食した下地を新しい木材に入れ替えたうえで防水シートを施工し、笠木の固定部に隙間が生じにくい状態を作りました。
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