軒天に汚れや剥がれ、傷みが見られます。
経年劣化や湿気の影響で、見た目も悪く、不安を感じる状態でした。
傷んだ部分を張り替え、きれいに塗装しました。
明るく清潔感のある仕上がりで、安心してお過ごしいただけます。
突然ですが、みなさまは「軒天(のきてん)」という言葉をご存知でしょうか?
屋根や外壁ほど目立たない場所ですが、実はこの軒天、住まいの耐久性や快適さにとってとても大切な役割を担っているんです。
「軒天」とは、建物の外側に出っ張っている屋根の裏側部分のことを指します。
下から見上げたときに見える、いわば屋根の“おなか”の部分です。
主な役割は以下の3つです:
このように、普段あまり注目されない場所ではありますが、軒天は住まいの健康を陰で支えてくれている存在なのです。
今回ご依頼いただいた白岡市のお客様。
築49年ということで、建物全体に経年劣化の症状が見られ、特に屋根のさび付きが重度の状態にまで進行していました。
屋根のさびが進行することで、雨水が屋根材を通り抜けてしまい、実際に雨漏りが発生していました。
このようなケースでは、表面の修理だけでなく、内部の構造(下地)が腐っている可能性もあるため、今回は屋根葺き替え工事を実施いたしました🏡
屋根工事には足場が必要ですが、せっかくの機会ということで、以前から気になっていた軒天の劣化もこのタイミングで修理することになりました。
実は、屋根からの雨漏りが原因で、軒天部分にも湿気や雨水が染み込んでいたのです。
それにより、軒天材の変色や剥がれ、腐食が進んでいました。
それでは、実際に行った軒天修理の工程をご紹介します。
① 劣化した軒天材を撤去
まずは、既存の傷んだ軒天材をすべて撤去しました。
湿気を含み、表面がボロボロになっていたため、完全に取り除く必要がありました。
② 傷んだ垂木を補強
軒天の下地となる垂木(たるき)にも腐食が見られたため、必要な部分は補強・補修しました。
軒天材を支える大切な骨組みなので、見えない部分こそ丁寧に処置します。
③ ケイカル板で重ね張り
次に、軒天材としてよく使われるケイカル板(けい酸カルシウム板)を重ね張りしました。
ケイカル板は耐火性・耐水性に優れ、カビにも強いため、軒天修理に最適な素材です。
④ 壁との取り合い部分はコーキング処理
軒天と外壁の取り合い部分(境目)は、しっかりと防水コーキング処理を施しました。
わずかな隙間からの雨水の侵入を防ぎ、建物内部の劣化を防止します。
⑤ 仕上げの塗装で美観&耐久性アップ!
最後に、軒天全体に塗装仕上げを行いました。
今回使用した塗料は防カビ・防藻効果のある高耐久塗料。
これにより、外観も美しく仕上がり、耐久性も大幅に向上しました。
軒天の劣化を放置すると、次のようなリスクが発生します。
このように、軒天の傷みは見過ごされがちですが、放置すると大きなトラブルにつながることもあるのです。
今回のように、屋根や外壁と合わせて軒天もメンテナンスすることで、建物全体の耐久性をぐっと高めることができます。
「最近、軒天が色あせてきた…」
「屋根工事のタイミングで、一緒に直した方がいいのかな?」
そんなふうに感じたら、ぜひ一度私たちにご相談ください。
現地調査・お見積りは無料です。
地域密着の私たちが、安心・丁寧にご対応させていただきます。
白岡市の軒天修理・屋根工事なら、街の屋根やさん春日部店にお任せください。
住まいを長持ちさせるために、見えない場所のケアも一緒に進めていきましょう😄
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