2024.08.05
谷板金の一部修理(瓦屋根の施工方法) 久喜市にお住いの皆さま、こんにちは!街の屋根やさん春日部店です(^_^)/ お問い合わせのキッカケは、室内のカーテン後ろに雨染みがある??大雨などが降ると雨樋のしたにポタポタと垂れてきているな…くらいの心配でしたが、これから台風…
お客様から「天井に雨染みができてしまって…」とご相談をいただいたのが工事のきっかけでした。
点検を行ったところ、雨漏りの原因は棟瓦(むねがわら)部分の劣化によるものでした。
しかし、屋根全体を点検した際に、谷部分の谷板金(たにばんきん)にもサビが発生していたため、「今後の安心のためにこちらも交換しておきたい」とご希望をいただきました(^^)
棟の乾式工法とあわせて、谷板金も新しくリフレッシュ!
築30年以上経過した立派な瓦屋根。
棟瓦を固定していた漆喰(しっくい)がひび割れ、内部の葺き土(ふきつち)が湿って崩れ始めていました。
このままでは内部に雨水が入り込み、屋根下地の木材を腐らせてしまう危険があります。
そのため、今回は漆喰を使わない「棟乾式工法(むねかんしきこうほう)」での修理をご提案しました。
乾式工法は、金具と防水シートを使って棟瓦を固定するため、
雨水の侵入を防ぎつつ、屋根の軽量化・耐震性アップを同時に実現できます✨
棟部分の修理を進める中で、屋根の谷部分の谷板金にもサビが見つかりました。
今回は雨漏りの直接原因ではなかったものの、今後の劣化を防ぐために新しい谷板金へ交換することになりました(^^)
谷板金とは、屋根の“谷”になっている部分、つまり「雨水が集まり流れていく通り道」に設置される金属板のことです。
屋根の形がL字やV字など複雑に交わる場所では、雨水が集中して流れ込みます。
谷板金はその雨水をスムーズに流す“排水路”のような役割を持ち、建物内部に雨水が入らないように守ってくれています☔
ただし、谷板金は屋根の中でも特に雨水が集まりやすい箇所のため、長年の使用でサビや腐食が進みやすい部分でもあります。
一度サビが進行すると穴が空き、そこから雨水が侵入して雨漏りを起こすことも…。
そのため、雨漏りの原因が別の箇所であっても、点検時にサビが見つかったら早めの交換がおすすめなんです。
① 周辺の瓦を一時撤去
谷板金を取り替えるため、まずは周辺の瓦を一枚ずつ丁寧に取り外します。
この時に瓦を割らないよう、慎重に作業を進めます。
古い葺き土の湿気や、板金のサビも確認されました。
長年雨水を受け止めてきた部分だけに、やはりダメージは避けられませんね(>_<)
② 古い谷板金を撤去
サビついたトタン製の谷板金を撤去します。
触れるとポロポロと表面が剥がれるほどの劣化…。
この状態を放置すると、数年以内に雨漏りが発生する可能性が高まります。
③ 新しい谷板金(ガルバリウム鋼板製)を設置!
新しく設置するのは、ガルバリウム鋼板製の谷板金です✨
ガルバリウム鋼板は、アルミ・亜鉛・シリコンの合金でコーティングされた高耐久金属。
最後に取り外していた瓦を元に戻し、谷との取り合い部分を細かくチェックします。
雨水の流れがスムーズか、隙間がないか確認し、工事完了です✨
新しい谷板金を設置後、固定金具と防水テープでしっかりと固定。
これだけシンプルな工程ですが、これで雨水の流れを確実にコントロールでき、雨漏りのリスクを大幅に減らすことができます☀
棟部分は乾式工法、谷部分はガルバリウム鋼板製の新しい板金へ。
見た目もすっきり美しく、何より「これで安心して暮らせます」とお客様も笑顔に(^^♪
長持ちする屋根へと生まれ変わります。
谷板金の劣化は放置してしまうと、次の大雨で一気に被害が広がることもあります。
早めの点検・交換が、将来の大きな修繕費用を防ぐポイントです☔
今回の杉戸町のお宅では、雨漏りの原因だった棟瓦の修理に加え、サビが目立っていた谷板金をガルバリウム鋼板製に交換しました。
乾式工法で軽く強い屋根に生まれ変わり、谷板金の交換で雨水の流れもスムーズに!
今後の雨漏りリスクを大幅に減らすことができました(^^)
「うちも築年数が経ってきたし、そろそろ屋根を見てもらおうかな…」
そんな方は、まずは点検だけでもお気軽にどうぞ♪
杉戸町での谷板金交換・棟修理・乾式工法なら、街の屋根やさん春日部店へお任せください(^^♪
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