2026.10.02
こんにちは!街の屋根やさん春日部店です。 本記事は、一級建築板金技能士の資格を持つ山下流勢が現場確認・監修を行っています。棟板金が浮く主な原因は、固定している釘やビスの緩みです。放置すると強風時の飛散リスクが高まるため、早期の点検・補修が有効とされています。今回は白岡市で、無料点…
こんにちは!街の屋根やさん春日部店です。
加須市のお住まいで2階天井にシミが発生したとのご相談を受け、現場調査を実施しました。
室内シミ位置直上にある棟板金の接合部隙間と釘浮き、および撤去時に確認した内部貫板の腐食を主な原因と判断し、棟板金部分交換工事(費用目安 約15〜25万円・工期1日)を施工しました。
加須市にお住まいのお客様より、「2階和室の天井に茶色いシミができているのを見つけた。雨漏りかもしれないので点検してほしい」とのご連絡をいただきました。
今回伺ったお住まいは、築26年を迎えた木造2階建ての住宅です。
屋根には化粧スレートが使用されており、これまで本格的な屋根メンテナンスを行っていなかったとのことでした。
お客様からは「屋根全体を葺き替えるような大掛かりな工事が必要になるのではないか」という不安の声が寄せられました。
まずは症状の発生範囲と屋根上の状態を直接確認するため、現地調査を実施しました。
室内で確認された天井シミの真上にあたる屋根上を調査したところ、屋根頂部にある棟板金の接合部に隙間が生じ、固定している釘に数ミリ程度の浮きが確認されました。
室内の水跡位置と屋根上の不具合位置が一致していたことから、棟板金周辺を主な浸水箇所と判断しました。
棟板金は、強風や日常の気温変化による熱膨脹・収縮を繰り返し受ける部位です。
年月の経過とともに固定用の釘が緩んで浮き上がり、接合部の防水シーリングが劣化して隙間が生じることがあります。
浸入した雨水が内部の貫板に徐々に染み込み、腐食を進行させたことで釘の保持力が低下し、雨漏りへ至った可能性が高いと考えられます。
| 工法案 | 判断理由 | 結論 |
| コーキング等による部分補修 | 表面の隙間を埋めるだけでは内部の腐食した貫板や広がった釘穴を復旧できず、再発リスクを抑えられないため | 不採用 |
| 塗装工事 | 塗膜による表面防水は可能だが、板金内部の貫板腐食や固定不良を根本改善できないため | 不採用 |
| 棟板金部分交換 | 浮きが生じていた棟板金と腐食した内部の貫板を徹底撤去し、防腐貫板とガルバリウム鋼板へ交換することで原因部を解消できるため | 採用 |
| 屋根全体カバー工事・葺き替え | スレート屋根材自体の傷みは軽微であり、全体工事を行うとお客様の費用負担が過剰になると判断したため | 今回は不必要 |

| エリア | 加須市 |
| 建物 | 木造2階建て |
| 築年数 | 築26年 |
| 施工面積 | 棟板金部分交換:18m |
| 工事内容 | 棟板金・防腐貫板の交換作業 |
| 使用材料 | ガルバリウム鋼板棟板金、防腐貫板、ステンレスビス |
| 費用帯(目安) | 約15〜25万円(目安) |
| 工期 | 1日間 |
※2026年10月時点の目安です。屋根の状態・施工長・足場設置の有無等により変動します。
屋根の修理費用について「どれくらいかかるのか不安」とお悩みになる方も多いかと思います。
お住まいの状態や必要な作業範囲を正しく見極めることで、不必要な全体工事を避け、適正な予算での修繕をご提案しております。
「自分の家の天井シミも棟板金が原因かもしれない」
「まずは写真を見てもらって費用感を知りたい」
という段階でも、気兼ねなくご相談ください。
✅お電話や問い合わせフォームから症状・お写真をご送付いただく簡易相談
✅築年数や症状をお聞きしての概算費用のご案内
✅専門スタッフによる現地調査・屋根点検のご依頼
状況に応じた段階的なご相談を承っております。
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この記事の監修:山下流勢(一級建築板金技能士)/街の屋根やさん春日部店
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