2026.09.19
こんにちは!街の屋根やさん春日部店です。加須市で棟板金がめくれる主な原因は固定釘の浮きで、交換工事の目安は下記の【建物情報】でご確認いただけます。工期はおおむね1日程度です。この記事は、一級建築板金技能士・山下流勢が現場確認から施工まで担当し監修しています。 目次 【表示】 【非…
こんにちは!街の屋根やさん春日部店です。
今回は、屋根の棟板金全体にサビが広がり一部が浮いていたご相談です。
現場確認の結果、板金内部の貫板にも腐食が見られたことから、経年による棟板金の劣化と固定力低下を主な原因と判断し、棟板金交換工事(貫板交換含む)を行いました。
今回の費用目安は約8〜15万円、工期は1日です。
今回ご相談をいただいたのは、幸手市にお住まいの築23年、木造2階建てのお宅です。
お客様がベランダに出た際、屋根の棟部分が赤茶色になっているのに気づかれ、「屋根の棟板金がサビだらけになっている」とお問い合わせをいただきました。
雨漏りなどの室内症状はまだ出ていない段階でしたが、見た目のサビの広がり方が気になるとのことで、2026年6月15日に現地調査にお伺いしました。
屋根はトタン(波形鉄板)です。
調査では、棟板金の状態を1点ずつ確認しました。
恐怖を煽るつもりはありませんが、見た目以上に劣化が進んでいる場合もあるため、まずは事実を一つずつ確認することを心がけました。
今回は、経年による棟板金のサビと固定力低下、それに伴う貫板の腐食が主な原因と判断しました。
現場では、棟板金の表面を目視で確認したところ、全体にわたって赤茶色のサビが広がっており、一部では板金が浮いているような箇所もありました。
このような浮きは、板金を固定している内部の木材(貫板)の劣化が進むことで生じるケースがあり、今回の現場でも棟板金を取り外した際に、貫板の変色・腐食を確認しました。
棟板金の浮きが目立っていた箇所と、貫板の劣化が確認された箇所が一致していたことから、経年劣化によるサビの進行と、それに伴う貫板の腐食・固定力低下が今回の主な原因と判断しました。
まだ室内側への雨水の浸入は確認されていませんが、このまま浮きが進行すると、雨水が入り込む可能性が高まっていく状態でした。
| 選択肢 | 今回の判断 | 理由 |
| 部分補修 | 選ばなかった | サビ・浮きが棟板金全体に広がっており、一部だけ直しても近い将来に別箇所で同様の症状が出る可能性があるため |
| 塗装のみ | 選ばなかった | 表面のサビ抑制にはなるが、既に進んでいる貫板の腐食・固定力低下自体は改善できないため |
| 棟板金交換(貫板交換含む) | 採用 | 劣化した貫板ごと交換することで、板金の固定力を回復させ、今後のサビ・浮きの再発リスクを抑えられると判断したため |
| 屋根全体の葺き替え | 選ばなかった | 屋根材(トタン)自体には大きな破損や広範囲の腐食は確認されておらず、棟部分の交換で対応可能と判断したため |

| エリア | 幸手市 |
| 建物 | 木造2階建て |
| 築年数 | 築23年 |
| 施工面積 | 屋根面積約85㎡(棟板金延長 約7m) |
| 工事内容 | 棟板金交換工事(貫板交換含む) |
| 使用材料 | ガルバリウム鋼板(黒) |
| 費用帯(目安) | 約8万円〜15万円 |
| 工期 | 1日 |
※2026年7月時点の目安です。棟の延長距離・貫板の劣化範囲・足場の必要有無により変動します。
棟板金交換工事の費用は、棟の延長距離・貫板の劣化範囲・屋根の形状・足場の必要有無などによって変動します。
今回のように貫板の交換まで必要になると、板金だけの交換より費用がやや上がる傾向があります。
費用が気になるお気持ちはよく分かりますので、まずは現状を確認したうえで目安をお伝えすることも可能です。
「工事を頼むかはまだ決めていない」という段階でも構いません。
屋根のサビが気になる写真だけでも見てほしい、というご相談も承っています。
お電話で状況を伺うだけでも構いませんので、お気軽にお声がけください。
築年数や気になる症状から、大まかな費用感だけ先に伺うことも可能です。
実際に現地を見てほしいという場合は、現地調査もご依頼いただけます。
他の施工事例もあわせてご覧いただくと、当社がどのように現場を確認し、工法を判断しているかがより分かりやすいかと思います。
この記事の監修:山下流勢(一級建築板金技能士)/街の屋根やさん春日部店
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