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屋根裏・小屋裏換気・断熱、屋根リフォーム時に見直してみませんか?
 
 三角屋根で、上階には天井がある。そんな多くの一般的な住宅に存在するのが小屋裏です。屋根裏・天井裏などと呼ぶこともありますが全て同じ場所を指す言葉です。天井より上、屋根との間にある空間ですね。多くの方は上がったことも見たこともない、普段はあまり気にされることなく過ごしているのではないでしょうか。
しかし小屋裏は住宅全体に思わぬ影響を及ぼすことがあります。「夏の2階が暑い。」「冬は結露で困っている。」「天井にシミが、もしかして雨漏り?」このような場合、小屋裏に原因、改善の余地があるかもしれません。
小屋裏を原因とする住宅トラブルやその改善方法についてご紹介します。特にこれから屋根リフォームや修繕をお考えの方は、小屋裏換気や断熱について今一度見直してみてはいかがでしょうか。
		
	しかし小屋裏は住宅全体に思わぬ影響を及ぼすことがあります。「夏の2階が暑い。」「冬は結露で困っている。」「天井にシミが、もしかして雨漏り?」このような場合、小屋裏に原因、改善の余地があるかもしれません。
小屋裏を原因とする住宅トラブルやその改善方法についてご紹介します。特にこれから屋根リフォームや修繕をお考えの方は、小屋裏換気や断熱について今一度見直してみてはいかがでしょうか。
ログハウスなどは屋根が急ですがこういった建物は天井がない場合も多くその場合は小屋裏は存在しないことになりますね。
 
 
そう考えると小屋裏なんてない方が良いようにも思えますが、小屋裏があることで良いこともあるのです。
 
断熱効果
 
しかし小屋裏にて十分に空気の層を設け、天井の裏にも断熱材を敷くことで、より屋根からの熱の影響を抑えられるのです。暖房や冷房の効果も高まります。
防音効果
 
 
 
特に夏、小屋裏に面した上階の部屋の温度が上がってしまうと面した部屋も暑くなります。 こういった場合には小屋裏に次のような原因があるかもしれません。
 
断熱材がない、劣化している
 
夏の2階が異様に暑くなってしまう…そんな場合は断熱材の有無や劣化を疑ってみましょう。
 
<断熱対策のなかった小屋裏に断熱材設置>
 

 
小屋裏換気が十分でない
小屋裏換気については次の結露の問題とも関わってきます。
→小屋裏換気について詳しく
 
 
 
先ほどお話しした天井断熱があるおかげで、室内の熱は小屋裏側へ逃げていくことを抑えられます。ところが室内で温められ湿気を含んだ空気が天井と断熱材を抜けると一気に冷やされることになり、そこで結露が発生してしまうことがあるのです。
 
 
 
特に2×4工法で2階が吹き抜けになっているようなお住まいでは、室内天井から屋根表面まで30cmもないこともあり、湿気や結露で野地板が10年も経たずに腐食してしまうケースもありました。
 
妻換気
 
軒裏換気・軒換気
軒天材の劣化で張替えが必要な際には検討してみましょう。
 
棟換気
 
 
片流れ屋根や瓦屋根など、ほとんどの屋根の形や屋根材で設置は可能です。屋根リフォームの際や、棟板金を新しくする際にはぜひ検討したい小屋裏換気の方法です。
<実例1> 屋根葺き替えと併せて換気棟設置、水切り設置で雨漏り防止
 

 
空けた穴の両側に「捨て水切り」を取り付けます。水切りとは雨水を正しく流すための役割をするもので、換気棟設置の際には非常に重要です。換気棟の通風口から入る雨水を屋根面に流すことで雨漏りになるのを防ぎます。
 
 
 
 
<実例2> 瓦屋根でも換気棟は設置可能です
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
お住まいの小屋裏換気や断熱は十分でしょうか?屋根工事や屋根リフォームの際にはぜひ小屋裏について見直してみてください。小屋裏の環境を見直すことでお住まいの快適性がグンとアップする可能性があります。
 
 
小屋裏換気・断熱、屋根リフォーム時に見直してみませんか?まとめ
●普段は気にすることのない小屋裏(屋根裏・天井裏)かもしれませんが、断熱や防音の役割があります
●夏の2階がとても暑い、冬は結露や湿気が多い、等のお悩みがあれば小屋裏の環境を確認しましょう
●湿気や熱気を小屋裏に溜めないよう、小屋裏換気は重要です
●特に換気棟を取り付けることは小屋裏換気に効果的です
●お住まいの問題は小屋裏換気や断熱を見直すことで改善するかもしれません。屋根リフォームや屋根工事の際にはご検討ください

 
						 
									 
									 
							 
									 
		 
		



 
 










 
			