2026.10.15
こんにちは!街の屋根やさん春日部店です。加須市のお住まいにて「台風の大雨以降、ベランダ直下の天井から雨漏りが発生した」とのご相談を受け現地調査を行いました。調査の結果、ベランダ手すり壁の隙間から浸水し内部の木材腐食が進んでいたため、腐食部の補修を伴うサイディング張り替え工事を実施…
こんにちは!街の屋根やさん春日部店です。
今回は、越谷市にお住まいのお客様より「外壁の一部に苔がびっしり生えてしまい、木が腐ってきているように見えるので状態を見てほしい」とのご相談をいただきました。
現地に伺うと、母屋に隣接した住宅スペースの北側外壁一面に、広範囲にわたって緑色の苔が繁殖していました。
特にサッシ周りや下部周辺は、木材の表面が剥離し、一部で脆化が進んでいる状態でした。
お客様は「外壁全体を張り替えると大掛かりで高額になるのではないか」「部分的に修理して費用を抑える方法はないか」と強く心配されていました。
建物自体は築25年経過した木造2階建てで、今回傷みが確認された施工対象エリアは45㎡でした。
現地調査および一部解体時に外壁の状態を細かく点検したところ、以下の事実を確認しました。
✅外壁表面の状態:日陰になりやすい北面の木製羽目板において、全体に緑色の苔やツタが密着して繁殖。屋根との接合部などでは保水によって木材が崩れ、欠損が生じている部分を確認。
✅外壁内部の状態:外壁材を撤去した際、内部の下地木材に雨水が上部から伝って染み込んだ明らかな跡を確認。
✅他面との比較:日当たりと風通しが良い東面や南面の外壁は、塗装の退色は見られるものの著しい苔や腐食は発生していない。
これらの状況から、今回は木製外壁の保護塗膜が経年劣化で失われ、長期間にわたって雨水や湿気を蓄積し続けたことが主な原因と判断しました。
水分を含み続けた木材表面は苔が繁殖しやすい環境となり、苔が水分を保持することでさらに木材の腐食を加速させ、隙間から内部へ雨水が侵入するという悪循環に陥っていたと考えられます。
| 検討した工法 | 今回の判断 | 主な理由 |
| 洗浄・部分塗装 | 不採用 | 表面の苔を落としても木材自体が腐食しており、塗料が密着せず短期間で剥がれる可能性が高いため |
| 傷んだ板の差し替え | 不採用 | 腐食が窓枠周りなど広い範囲に及んでおり、部分的な継ぎはぎでは雨水の浸入を防ぎきれないため |
| ガルバリウム外壁への部分張替え | 採用 | 傷んだ面のみを耐久性の高い金属外壁へ交換することで、全体工事より費用を大きく抑えつつ防水性を確保できるため |
| 外壁全体の全面張替え | 不採用 | 他の面は傷みが少なく緊急性が低いため、一度に施工すると費用負担が過大になってしまうため |

| エリア | 越谷市 |
| 建物 | 木造2階建て |
| 築年数 | 築25年 |
| 施工面積 | 45㎡ |
| 工事内容 | 外壁部分張替え工事(金属サイディング) |
| 使用材料 | ガルバリウム鋼板外壁材(ダークグレー) |
| 費用帯(目安) | 約60万〜80万円 |
| 工期 | 4日間 |
※2026年9月時点の目安です。外壁の状態・施工面積・使用材料・足場設置条件等により変動します。
外壁工事の費用は、建物全体の張り替えを行うか、傷んだ面だけに絞って部分施工を行うかによって大きく変化します。
「予算を抑えつつ必要な部分だけ直したい」という場合も、状態に合わせた施工プランをご提案いたします。
「うちの外壁も苔がひどいけれど張替えが必要か分からない」
「費用感を把握してから検討したい」
という方は、以下の段階的な方法で気軽にご相談いただけます。
➡️お写真での簡易相談:気になる外壁の写真をメールやフォームでお送りいただき、概算の状況をお伺いします。
➡️費用感のお問い合わせ:築年数やおおよその面積から、概算の費用帯をお伝えします。
➡️現地調査の依頼:専門スタッフが伺い、状態を直接確認した上で最適な修繕案をご提案します。
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この記事の監修:山下流勢(一級建築板金技能士)/街の屋根やさん春日部店
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