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現場ブログ
宮代町で瓦屋根の漆喰詰め直し工事！劣化した漆喰を放置してしまった時のリスクとは？

漆喰の詰め直し工事を実施！劣化した漆喰の放置は禁物です！！

宮代町の皆さんこんにちは！！
街の屋根やさん春日部店です(*'ω'*)♪

今回は瓦屋根（かわらやね）に欠かせない漆喰（しっくい）の詰め直し工事についてご紹介いたします♪

「お家の方から屋根の上にたくさん石があるんです・・・」と
ご相談いただき、現地調査を行った結果、
お客様が石だと思われていたものは漆喰が劣化によって剥がれたものでした！
漆喰はポロポロと少しずつ剥がれていくので、それが石の様に見えてしまったんですね(;´･ω･)

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【埼玉県宮代町の屋根修理業者「街の屋根やさん春日部店」】

そもそも漆喰とはなんだろうと思った方も多くいると思います。
漆喰は5000年以上前から世界中で建築物に使用されているもの。日本建築においては瓦や壁の上塗り、天井などの場所で使われています。

屋根における漆喰は、屋根の棟（むね）と瓦の間の隙間を埋め、瓦の下にある野地になじませる為の葺き土（ふきつち）を雨風から守り、瓦と瓦を接着させる目的の
ほか、棟の土台を覆うことで、水の侵入を防ぐ役割も担っています。

劣化してしまった漆喰

こちらの写真の丸の部分は漆喰が剥がれてしまった部分です。

この隙間を埋めるために漆喰を利用します。

漆喰は消石灰（しょうせっかい）を主とした材料の為、瓦と違って耐用年数は短いです。

・雨風に晒されると朽ちてしまう
・直射日光、寒暖の差による劣化
・年月に比例して漆喰が瘦せてしまう
といった理由により漆喰は劣化していきます。
そして劣化が進行すると、変色や剥がれが発生します。
今回の屋根でも漆喰が剥がれてしまっているのがとても目につきました。

ひどく瓦がずれていると棟瓦（むねがわら）を一旦取り外し、新たに詰め直す棟瓦取り直し工事になってしまいます。

ですが、今回の場合は瓦自体のズレは起こっていなかったので、漆喰の詰め直し工事を提案させていただき、施工の運びとなりました！

漆喰の詰め直し工程

詰め直しは既存の漆喰を撤去をし、下地を整えてから新しい漆喰を詰めていきます。

下地を整える時に瓦のズレが起こっていたら固定する前にそこも直します。

それを終えたら、新しい漆喰を詰める作業に入ります！

新しい漆喰は薄すぎず、厚すぎず適度に厚みを加えながら詰めていきます。

大屋根（2階部分）の施工後

大屋根（2階部分）の漆喰の詰め直し完了後のお写真♪
美しく仕上がりました♡

因みに…既存の漆喰の上に、漆喰を重ねて塗るという詰め増しという方法もありますが、これだと雨や風の影響を受け劣化が早く、剥がれてしまう可能性があります(-_-;)

下屋根（1階部分）の施工後

続いて1階の下屋根の部分もみてみましょう！

こちらも、棟瓦（むねがわら）の下、熨斗瓦（のしがわら）の下にしっかりと漆喰を詰めました！

最後に詰め残しがないか確認をして、無事に漆喰の詰め直し工事が終了です♪(*^^*)

漆喰劣化の放置は危険！！

今回はお家の方が屋根を見て異変に気付いたので何か起きる前に対処することができました！！

けれども実は、漆喰の劣化を放置してしまうと、棟の台土の流出や接着力がなくなり瓦がズレを繰り返してしまう瓦の抜け落ち、そして部屋内への雨漏り。最悪、固定力の弱い棟を放置すると倒壊に繋がってしまう可能性があります。

瓦の耐用年数は、50～60年と長いものが多いですが、漆喰は20年前後で表面が朽ちてきてしまったり、剥がれてしまったりするのが一般的です。

なので定期的にメンテナンスをし、屋根の状態をしっかりと把握することが大切です。
劣化が少ない段階であれば、費用を抑えて補修することができますからね(^_-)-☆

私たち「街の屋根やさん春日部店」では、調査・点検お見積りを無料で行っております！
気になる所、見て欲しい場所などございましたらお気軽にお問合せください！