幸手市で屋根工事！塗膜劣化、差し棟のズレが気になるスレート屋根をカバー工法で金属屋根に一新しました♪
2024.11.14
屋根カバー工法で屋根メンテナンス！新規屋根材はスーパーガルテクト！！ 幸手市にお住まいの皆さま、こんにちは(^o^)丿街の屋根やさん春日部店です！ 幸手市のお客さま宅より、最近、屋根と外壁の劣化が気になりメンテナンスを検討中とのことでご連絡をいただきました。現地調査を行い、劣化症…
幸手市でスレート屋根にカバー工法を施工！雨漏りを解消しました
依頼主様より、雨漏りの修繕についてお問い合わせいただきました。無料調査でほとんど手を入れられていなかったスレート屋根の劣化を認めたため、屋根カバー工法をご提案し、施工しました。
幸手市 屋根カバー工事,雨漏り修理,屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根カバー工事,雨漏り修理,屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
こちらが、雨漏りの様子です。確かに、しっかりと雨染みが残っています（ ; ; ）
ちなみに、雨染みが茶色っぽくなるのは、雨水に微細なチリやホコリが混じって垂れてくるからなんです。
続いて、屋根に登って調査を行いました。
屋根は、化粧スレートを用いたスレート屋根です。
築30年以上でほとんどメンテナンスをされておらず、化粧スレートの塗装が全て剥がれ、かつ所々割れていました(//∇//)
築30年以上でほとんどメンテナンスをされておらず、化粧スレートの塗装が全て剥がれ、かつ所々割れていました(//∇//)
化粧スレートは、塗装により防水性を確保しているため、塗装がなくなると水分を含むようになり劣化が進行するんです。
屋根の一番てっぺんにある棟板金も、新築以来メンテナンスされておらず、塗装が剥がれるだけでなく、サビた箇所にひび割れが認められました><
スレート屋根は、経年に応じて定期的にメンテナンスをしなければなりません。塗装などこまめに手を入れると、長持ちするんですよ〜
スレート屋根のメンテナンスについては、こちらの記事もご覧くださいね。
とはいえ、屋根材が損傷しただけで雨漏りが発生するのでしょうか？
答えは、いいえです。
それでは、雨漏りが発生するメカニズムを解説しましょう。
屋根は、屋根材と防水紙（防水シート・ルーフィング）により、二重に守られているんです。
屋根材を1次防水、防水紙を2次防水といい、通常は、屋根材が損傷したぐらいでは雨漏りは発生しません。
しかし・・・
一般的な防水紙の寿命は、約20年なんです。築30年以上だと、防水紙の耐用年数をとっくに過ぎてボロボロになっていて、2次防水の役目を果たせていません><
化粧スレートや防水紙の寿命を考えると、修繕方法は、屋根葺き替えかカバー工法の2択となります。
葺き替えとカバー工法の大きな違いは、既存の屋根材を撤去するかどうかです。
カバー工法は、既存の屋根材に新しい屋根材を被せる方法であり、廃棄物の量が少なくかつ工期が短いため、葺き替えと比較して低コストで施工できます。
ただし、カバー工法が施工可能なのは、今回の化粧スレートのほか、アスファルトシングル、金属屋根を使用した屋根です。
また、屋根そのものが著しく損傷している時も、カバー工法を採用できません。
はじめに、作業用の仮設足場を設置します。
既存のスレート屋根の上から、新しい防水紙を敷設します。
今回は、耐用年数が20年以上の、改質アスファルトルーフィングを使用しました。
今回は、カバー工法の屋根材として、ニチハ社の横暖ルーフαSを使用しました。
横暖ルーフは、ガルバリウム鋼板の金属屋根材の中でも非常に軽いだけでなく、断熱材と一体成形した上に遮熱塗料を施しており、「夏は涼しく、冬は暖かい」理想的な屋根材なんですよ〜
金属屋根材でカバーすると、このような感じです。
年に数回積雪がある地域の場合は、落雪による被害防止に雪止めを設置するとよいでしょう。
こちらは、1階部分の屋根と2階の外壁の境目です。
この部分を「取り合い」といい、雨漏りに繋がりやすい部分のため、水切り板金とコーキングで防水処置を施しました^^
金属屋根材を葺き終えて、棟板金とケラバを被せるとカバー工法の完了です。
ガルバリウム鋼板の金属屋根材は、耐久性が高くサビにくいものの、経年により自然と劣化するため、塗装など定期的にメンテナンスしてあげましょう(๑>◡<๑)
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