蓮田市 ベランダや屋上の縁(ふち)ぐるっと囲う金属【笠木】の重ね張り工事！
マンションの内装工事をしていた業者様からのご紹介でした。
内装のリフォーム中に、ベランダや屋上の縁（ふち）にある金属部分＝笠木の劣化が見つかったそうです。
ただ、笠木の修理や重ね張り工事は、内装業者では対応が難しい専門分野のため、「外装や屋根の工事を専門としている会社にお願いしたい」と当社へお声がけいただきました。
蓮田市
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工期間
- 1日
- 使用材料
- GL鋼板
- 施工内容その他
- 笠木
- 築年数
- 35年
- 工事費用
- 22万円
笠木の材料には、木材・セメント製などがあり、用いられる場所によって異なります。
ベランダや屋上の笠木には、防水性の高いガルバリウム鋼板やステンレス製といった金属製笠木が用いられることが多いと言えます。
【1】新しい下地づくり
まずは笠木の土台となる木下地作りからスタートです。
既存の下地を確認し、必要な部分は補強。
構造木材を寸法に合わせて丁寧にカットし、ステンレス製セルフドリルビスでしっかりと固定します。
ステンレスビスはサビにも強く、“将来の劣化を防ぎやすい” ため安心です(^^♪
下地が弱いままだと、いくら上から板金を新しくしても意味がありません。
長持ちさせるためには、基礎（下地）がとても大切なんですよ。
【2】防水紙の敷設（改質アスファルトルーフィング使用）
次に、防水紙を敷いていきます。
笠木は雨漏りしやすい場所なので、ここは特に念入りに、改質アスファルトルーフィングを使用しました。
これは屋根にも使われる防水性の高いシートで、「二重の防水」として、建物をしっかり守ってくれます。
ひと手間かけることで、もし板金の継ぎ目から水が入っても室内へ侵入しにくい構造になるため、雨漏り対策として非常に重要な工程です。
【3】捨て板金の設置（雨漏りを防ぐ“裏方役”）
ここで登場するのが 「捨て板金」 です。
名前だけ聞くと「捨てるの？」と思われがちですが(笑)、実はとても重要な部材なんです。
【4】仕上げの板金設置
いよいよ笠木の“表面となる部分”の施工です。
新しく作った下地の上に、ガルバリウム鋼板などの錆びにくい板金を設置していきます。
見た目は施工前と大きく変わりませんが、内部の構造は大幅に強化され、雨漏りしにくい仕様に生まれ変わっています。
【5】完成！
施工がすべて終わり、無事に完成です♪
見た目はスッキリと引き締まり、金属部分のぐらつきもなくなりました。
笠木がしっかり固定されているだけで、ちょっとした台風や強風でも安心感が違いますね(^^♪
今回のように重ね張り工事を行うことで、見た目を変えずに防水性能をしっかり復活させることができます♪
建物の小さな違和感でも構いませんので、いつでもお声がけください♪
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