2026.09.10
こんにちは!街の屋根やさん春日部店です。ベランダ笠木からの雨漏りは、笠木の継ぎ目部分のコーキング(すき間を埋める材料)が劣化して起きることが多いです。今回のような笠木交換工事なら費用目安18万円〜28万円・工期2日程度。状態により変わるため、まずは現地確認をおすすめします。🏠 目…
こんにちは!アメピタ埼玉久喜店です。
「貫板(ぬきいた)っていろいろ種類があるみたいだけど結局どれがいいの?」
先日、久喜市にお住まいのお客様と現地調査後の商談をしていた際、そんなご質問をいただきました。
屋根の修理やカバー工事を検討し始めると、必ずと言っていいほど話題にのぼるのが「貫板」という部材です。
実はこの貫板、素材の選び方ひとつで、お住まいの寿命が10年以上変わってしまうこともあるほど重要なパーツなんです。
これから貫板を交換するなら、樹脂製もしくは金属製への交換を強くおすすめします。
理由は、雨漏りの最大の原因である「木材の腐食」を根本から防げるからです。
今回は、木製・樹脂製・金属製、それぞれの特徴と費用感、あなたのお住まいに合った選び方を、現場をたくさん見てきたプロの視点で詳しくご紹介します。
貫板とは、屋根の一番高いところにある「棟(むね)」と呼ばれる山型の部分の内部に取り付けられている、板状の下地材のことです。
屋根の頂上を覆う「棟板金(むねばんきん)」という金属のカバーを固定するための、いわば「土台」の役割を果たしています。
普段は屋根の内部に隠れているため、屋根に上って点検しない限り目にすることはありません。
しかし、この見えない部分こそが、雨漏りトラブルの発生源になりやすい要注意ポイントなのです。
【メリット】
・価格が安い
・釘やビスが効きやすく施工しやすい
【デメリット】
・水分を吸収しやすく、腐食(ふしょく=腐って崩れること)が進みやすい
・シロアリ被害を受けることがある
・耐用年数がおよそ10〜15年と短め
久喜市周辺は湿度の変化が大きい地域のため、木製の貫板は雨水を吸っては乾く、を繰り返すうちにスカスカになり、棟板金を固定する釘が抜けやすくなります。
これが「台風のたびに棟板金がめくれる」トラブルの正体です。
近年、木製の弱点を補う形で普及してきたのが樹脂製の貫板です。
プラスチックを主原料としているため水を吸いません。
【メリット】
・腐食しない、シロアリ被害もゼロ
・木製よりも耐用年数が長い(20年前後)
・木製からの交換でも、費用差は比較的小さい
【デメリット】
・強い衝撃には弱く、割れることがある
・製品によって強度にばらつきがある
「予算はある程度抑えつつ、しっかり長持ちさせたい」というお客様には、樹脂製が非常にバランスの良い選択肢としておすすめできます。
棟の長さにもよりますが、木製と比べて数万円程度の差に収まることが多く、コストを抑えながら耐久性を底上げしたい方に選ばれています。
そして今、屋根業界で最も注目されているのが、ガルバリウム鋼板などを使った金属製の貫板です。
私たちが施工する「ガルテクト」や「ディーズルーフィング」といった高耐久屋根材と組み合わせることで、真価を発揮します。
【メリット】
・水を吸わないため腐食しない
・耐用年数は30年以上と非常に長い
・屋根材本体の保証と合わせやすい
【デメリット】
・木製・樹脂製に比べて材料費が高め(樹脂製の1.5倍程度が目安)
・専門的な施工技術が必要(誰でも扱えるわけではない)
「一度工事したら、できるだけ長く安心していたい」
「子どもや孫の代まで気にせず過ごせる家にしたい」
というお客様には、迷わず金属製をご提案しています。
初期費用は上がりますが、次の工事までの期間が大きく延びるため、長期的にはむしろ経済的なケースがほとんどです。
「うちはまだ大丈夫」と思っている方ほど、実は危険なタイミングを見逃しています。
目安として、以下に当てはまる場合は一度点検をおすすめします。
⚠️築15年を超えている(木製貫板の耐用年数の目安)
⚠️強風の後、屋根から「カンカン」という金属音がする
⚠️棟板金の釘が浮いている、または一部が外れている
⚠️棟のラインが波打って見える、まっすぐでない
先日ご相談いただいたお客様も、「築17年で、台風の翌日に棟板金がずれているのに気づいた」ことがきっかけでした。
実際に屋根に上って確認すると、貫板は水を吸ってスポンジ状になっており、あと数か月放置していたら棟板金ごと飛散していた可能性もある状態でした。
木製は初期費用重視の方に、樹脂製はコストと耐久性のバランスを求める方に、金属製は長期的な安心を最優先したい方に、それぞれ向いています。
ただし、実際にどれが最適かは、屋根の形状や現在の劣化状況によって変わってきます。
先ほどご紹介したお客様は、樹脂製への交換工事を終えた後、「もっと早く見てもらえばよかった」とおっしゃっていました。
屋根内部の劣化は、目に見えないところで静かに進行します。
今は何ともなくても、次の台風や大雨で被害が一気に表面化することも珍しくありません。
逆に言えば、今のうちに点検を受けておくことが、将来的な大きな出費を防ぐ一番の近道でもあるのです。
✅春日部市|屋根の上の板が浮いてるサインに注意!棟板金交換工事で貫板腐食の雨漏りを解決
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この記事の監修:山下流勢(一級建築板金技能士)/街の屋根やさん春日部店
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