春日部市で瓦修理のご提案！無料点検・調査の結果、瓦屋根特有の劣化症状が出ていました
2024.01.11
瓦修理のご提案！瓦屋根の点検調査を行いました！ 🌟春日部市のみなさまこんにちは街の屋根やさん春日部店です🌟 今回の現場ブログは・・築年数60年を超え、瓦屋根の劣化が気になっているというお客様よりお問い合わせをいただきました😄屋根の種類は、スレート屋根・金属屋根・瓦屋根と様々ありま…
蓮田市でセメント瓦屋根のメンテナンス（棟瓦積み直し・軒天上張り）を実施しました
依頼主様より、セメント瓦屋根を点検して欲しいとご連絡いただきました。
無料点検にて、セメント瓦の塗装の剥がれ、漆喰の脱落、軒天の劣化を確認しました。
点検後打ち合わせの上、棟瓦積み直しおよび軒天上張りを施工しました。
蓮田市 棟瓦取り直し,破風板・軒天補修,屋根材(瓦),足場
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 棟瓦取り直し,破風板・軒天補修,屋根材(瓦),足場
- 施工期間
- 4日間
- 使用材料
- 南蛮漆喰 軒天 ケイカル板
- 築年数
- 43年
- 保証年数
- 3年
- 工事費用
- 670,000円
- 建坪
- 25坪
こちらが、点検を行ったセメント瓦です。
表面の塗装が完全に剥がれており、棟の漆喰の脱落も確認しました><
幸い棟のズレはありませんでしたが、築後の経年を考えると、棟積み直しが望ましい状態です。
セメント瓦は、塗装により防水性を確保しているため、いわゆる和瓦と異なり定期的な塗装が必要なんです。
また、一般的な瓦屋根と同じように棟のメンテナンスもしなければなりません。
特に棟は、構造的に経年によりズレやゆがみが生じやすいため、注意を要する箇所です。
棟瓦のズレは、地震時に落下や雨漏りにつながる可能性があるため、依頼主様のように無料点検を活用してチェックするようにしましょう。
セメント瓦屋根のほか、軒天の劣化も見つかりました（ ; ; ）
軒天の劣化には、軒天ボードそのものの劣化と雨漏りが原因の劣化があります。点検の結果、軒天ボードそのものの劣化であることがわかり、上張りをご提案しました。
セメント瓦屋根のメンテナンスは、高所作業となるため、まず作業用足場を仮設します。
作業用足場は、施工範囲の大きさによるものの15〜25万円必要です。このため、作業用足場を使用する時は、可能な限り工事をまとめて実施するようにご提案してきました^^
今回は、棟瓦積み直しと軒天上張りを組み合わせましたが、屋根塗装・外壁塗装や雨樋交換なども同時に施工するとよいでしょう。
作業用足場の仮設を終えると、早速棟瓦取り壊しです。
こちらの棟は、新築当時一般的だった台土という粘土を土台とした棟の造りでした。実は、脱落していた漆喰は、台土が流れ出さないように蓋をする役目を担っていたんですよ〜
棟のてっぺんにある冠瓦（かんむりがわら）と熨斗瓦（のしがわら）は再利用するため、仮置きしておき、台土だけを撤去しました。
台土の撤去作業は土埃がたつため、手作業で静かに回収しています。お客様やご近所様への気遣いも大切な仕事です٩( 'ω' )و
以前は台土を使用していたといいましたが、今では主に南蛮漆喰が土台に用いられています。
土台に南蛮漆喰を使用すると、蓋をする役目の漆喰が不要となり、漆喰脱落の心配から解放されるんです。
南蛮漆喰の土台を造ると、熨斗瓦→南蛮漆喰→熨斗瓦の順に載せていきます。
ちなみに、南蛮漆喰は、従来の漆喰にシリコンなどを混ぜ合わせて、耐久性や防水性を高めた優れものです(๑>◡<๑)
てっぺんの冠瓦を載せて、銅線で固定すると棟瓦積み直し完了です。
黒色の南蛮漆喰が、落ち着いた雰囲気を醸し出していますね。もちろん、白色の漆喰をご要望の方には、白色の南蛮漆喰を用いていますよ〜
軒天のメンテナンスには、天井ボードを取り替える「張り替え」と、新しいボードを上から被せる「上張り」があります。ちなみに今回は、上張りを採用しました。
施工方法は、まず接着剤をたっぷり付けて、貼り付けた後にビスで固定すると出来上がりです。
施工を終えると、軒天および軒下が明るくなりました♪
軒天を上張りするだけで、お住まいの雰囲気がガラリと変わり、驚くばかりですね。
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