2026.07.13
こんにちは!街の屋根やさん春日部店です。杉戸町で、軒天(のきてん:屋根の軒先の裏側にある天井部分)の黒ずみや剥がれに関するご相談が増えています。「軒天が黒ずんでボロボロになってきて、見るたびに気になって……でも、どこに相談すればいいのか分からなくて」そ…
今回ご相談をいただいたのは、埼玉県蓮田市にお住まいの築26年・木造2階建ての施主様です。
外壁や屋根の点検を検討される中で、「屋根の端にある破風板(はふいた)の表面がカサカサに乾いて、塗膜がポロポロと剥がれてきているのが見えて不安だ」とお問い合わせをいただきました。
2026年9月10日に現地調査へ伺い、破風板全体の劣化状況を細かく確認いたしました。
築26年という年数が経過し、過去に塗装された塗膜の寿命が切れ、木部自体に水が含みやすくなっている状態でした。
現地調査にて破風板を確認したところ、表面の著しい色あせとツヤ引け、ならびに旧塗膜の剥離が広範囲で発生していました。
破風板は屋根の妻側(端部)に位置し、風雨や日光を直に受けるため、住宅の外装部位の中でも非常に劣化が進行しやすい場所です。
今回は、長年の紫外線照射と雨風の吹付けによって既存の塗装膜が徐々に分解され、防水性が完全に失われたことが塗膜剥がれの主な原因と判断しました。
塗膜の防水性が切れたことで破風板の素地が直接水分を吸収し、乾燥と膨張を繰り返した結果、塗膜の浮きや剥がれを引き起こしています。
この状態を放置すると、木部の風化や腐蝕が進み、建物の耐久性そのものに悪影響を及ぼす可能性があります。
| 工法 | 今回の判断 | 判断理由 |
| 部分補修 | 不採用 | 傷みが一部だけでなく破風板全体(38m)に及んでいたため。部分補修では未施工部がすぐに劣化し、二度手間になるため |
| 再塗装 | 不採用 | 素地自体が傷んで毛羽立っており、塗料の密着力が維持できません。塗装しても数年で剥がれる可能性が高いため |
| 破風板金カバー工法 | 採用 | 耐久性の高いガルバリウム鋼板で破風板全体を隙間なく覆うことで、今後の紫外線や雨風を完全にシャットアウトできるため |
| 破風板交換 | 不採用 | 破風板自体の腐蝕や大規模な破損はなく、交換すると既存瓦や役物の取り外しが発生し不要な高額工事になるため |
今回は単に「表面をキレイにする」という理由だけでカバー工法を選んだわけではありません。
破風板全体の吸水状態と素地の毛羽立ちを確認し、「今再塗装を施しても数年で塗膜が剥離してしまう」というリスクが非常に高いと判断したためです。
耐久性に優れるカラーガルバリウム鋼板加工品を被せる「破風板金カバー工法」であれば、素地の劣化に左右されず、長期にわたって美観と耐候性を保持することができます。

| エリア | 埼玉県蓮田市 |
| 建物 | 木造2階建て(築26年) |
| 施工部位 | 破風板(全長38m) |
| 工事内容 | 破風板金カバー工事 |
| 費用帯(目安) | 約20万〜30万円 |
| 工期 | 3日間 |
※2026年9月時点の目安です。破風板の長さ、設置する足場条件、建物の高さや形状によって費用は変動します。
破風板の補修費用は、塗装で済む段階か、板金カバーが必要な段階かによって変わります。
また高所での作業となるため、足場工事が必要になるケースがほとんどです。
費用について不安な場合は、屋根塗装や外壁塗装と同時に行うことで足場代を一本化し、トータルコストを抑える方法もご提案できます。
「うちの破風板もカサカサしている」「塗膜が剥がれて落ちてくる」とお悩みでしたら、お気軽に街の屋根やさん春日部店までご相談ください。
✅写真による簡易相談:スマホで撮影した破風板の写真を送信していただき、概算の状態をお答えします。
✅概算費用のお問合せ:築年数とおおよそのお住まいの大きさから目安の費用感をお伝えします。
✅無料現地調査の点検ご依頼:一級建築板金技能士の有資格者が現場にお伺いし、詳細に状態を確認いたします。
「まずは状態だけ見てほしい」「工事をするか決めていない」という段階でも丁寧に対応いたします。
【関連ページ】
幸手市の軒天カバー工法施工事例|経年劣化による剥がれ改善
この記事の監修:山下流勢(一級建築板金技能士)/街の屋根やさん春日部店
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